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へたれ音ゲーマーがSDVXで「剛力羅」になるまでの全記録

突然ですが、私は音ゲーが大好きなのですが上手くはないです。

が、先日アーケードのボルテでようやく「剛力羅」の称号を取れました。

しかし当然上には上がいて、私より上手な人は山ほどいます。

しかも自分の場合は、長年やりこんでようやくコレですからね。

ただやっぱり、最初の頃に比べればだいぶ上達したし、「剛力羅」になれたのは本当に嬉しいんですよね。

 そこで今回は、この「剛力羅」を取るまでの道のりを、やや適当に語っていこうと思います!





「SOUND VOLTEX BOOTH」(1作目)では完全にエンジョイ勢

SOUND VOLTEX BOOTH

(「SOUND VOLTEX BOOTH」公式より)

現在ボルテは、ゲーセンで4作目5作目が稼働中ですが、私がボルテをやり始めたのは1作目からでした。

今調べたら、1作目が稼働したのは2012年1月。

てことはもう6年も前になるんですねー。

6年前か・・・。

自分は今まで何をしてきたんだろう・・・(-ω-;)

まあそんなことは置いておいて、とにかく1作目からやり始めたんです。

というのも、新作の音ゲーはとりあえず1回はやるようにしているからです。

で、初めてボルテをやったときの感想は、・・・覚えていません。

ただ、なんとなく弐寺に似てるな~みたいなことを思ったような気がします。気が。

まあでも、弐寺に似てるということは面白いということなんで、決してネガティブな印象は持ちませんでした。 

そういえばまだ稼働当初の頃は、今と比べてずいぶん空いてましたね。

あんまりやってる人も見ませんでしたし。

あともう一つ思い出した。

最初はFXボタンを人差し指で押してました。

実は私、当時弐寺をやるときの運指はもっぱら北斗だったので、親指でボタンを押すという発想すらなかったんですよねー。

もちろん今では運指も見直して、ちゃんと親指を使ってますよ。

まあ今回はボルテの話なので、弐寺のことはまたの機会に・・・。

そんな有様だったので、ボルテもなかなか上達しませんでした。

「でも楽しいからいっか~」

みたいな、完全なエンジョイ勢でした。(今でもガチ勢とは言えませんが)

ちなみに当時一番好きだった曲は、SOUND HOLICさんの「 Ha・lle・lu・jah」でした。

この曲を聴いて、なんとなーく「次世代の音ゲー」みたいな印象を持ったのを覚えています。

「infinite infection」(2作目)から本格始動

SOUND VOLTEX Infinite Infection (「SOUND VOLTEX INFINITE INFECTION」公式より)

本格的に練習し始めたのは2作目の「-infinite infection-」からでした。

2作目にして早くも難易度のインフレが起こり始めたので、こりゃウカウカしてられんぞ、と気合をいれました。

今と違って当時は難易度が15(後に16)段階だったので、この前提で話していきますね。 

まず、12の曲は余裕でクリアできました。

「まあ言うてもIIDXやってるし? 余裕やろw」

みたいに調子ぶっこいていたのですが、実際、ボタンの数もⅡDXより少ないし、あとはつまみさえ何とかすればいいだろ。 みたいに考えていました。

そして13の曲も、多少難しいかな? と思ったものの、一応クリアはできてました。

問題は14の曲たちでした。

こいつらが長年にわたって私を苦しめることになるのです。

13も大体クリアできたし、よし14やってみますか!

と勢いでやってみたものの、

クリアできねぇ!

 なんか、今までとは明らかに質が違ったんですよね。

それまでは騙し騙しやってもなんとなくクリアはできたんですが、14になるとそれが通じない、みたいな。

今ではすっかり有名になった「ナイト・オブ・ナイツ」も、確か14だったと思うんですが、当時はあれすらできませんでした。

ただ、曲はめちゃくちゃよかったので、いつか絶対クリアしてやる!

と息巻いていました。

初めてクリアした14の曲って、今ではもう覚えてないのですが、同じ14でもだいぶ差があるんですよね。これは今でも同じですよね。

で、比較的簡単な(レベル順にソートしたときに上の方にくるやつ)曲から順にやっていきました。

ところで、ボルテに限ったことではないのですが、ゲーセンでやるとあんまり冒険してムズイ曲ってできませんよね。

できればムズイ曲で練習したいのですが、1,2曲目でクラッシュするとお金がもったいないし、結局3曲目でやるしかなくなるじゃないですか。

そうすると1回のプレイで1曲分しか練習できなくなって、ものすごく効率悪いんですよね~。

これが弊害になっているというのは早くから気づいていたのですが、保守的な私は1,2曲目に確実にクリアできる曲をやり、3曲目で冒険する。 というプレイスタイルでした。

こりゃ上達しねーわ。

というわけで、14の曲を大体できるようになったのもだいぶ遅かったです。

それでも、先ほど書いた「ナイト・オブ・ナイツ」を初めてクリアしたときは嬉しかったです。

もちろんスキルアナライザーもちょくちょくやり、なんとかレベル8の「麗華」まで取ることができました。

とはいえこれも余裕というわけではなく、なんとかゲージを残せて終われた、という感じでした。

強敵「断片Story」を倒すまで

そして最後まで残った14の曲というのが、「断片Story」と・・・なんだっけな、この曲のインパクトが強すぎてよく覚えてませんm(__)m

 この「断片Story」、とにかくデバイスが激しく、かつどっちをどっちに回せばいいのかわけワカメで、絶望を感じたのを今でもハッキリ覚えています。

ちなみに下の動画がこの曲の達人さんによるプレイです。 (PUCしてますw)

「VIVID WAVE」が稼働中の今から見ると、だいぶ良心的(素直)な譜面に思えますが、当時は「んだコレ?」と思いました。

なんでも最初はレベル15だったのが格下げされて14になったみたいです。

今ではもちろん安定してクリアできますが、当時は14にしては理不尽すぎると感じていました。

それでも、仕事帰りにちょくちょくゲーセンに寄って練習しているうちに、ボルテ特有のデバイスにも慣れてきて、

「どっちをどっちに回す」

と考えるよりも早く、反射的に体が反応するようになりました。

この感覚って、ボルテやる人だったらおそらく共感できると思います。

そうなってくるともう怖いものはなく、「断片Story」もだんだんゲージを残して終了できるようになってきました。

そして、遂にこの曲がクリアする日がやってきたのです。

その頃にはもう14の曲でできないものはない状態だったので、いよいよ未知の領域、15に挑戦です!(このときはまだスキルアナライザーはレベル8「麗華」でした)

レベル15(当時の最高難易度)に挑戦だ!

 レベル15でまず初めに挑んだのが、確か名曲「onigo」だった気がします。         

そして見事にクラッシュしましたね(^O^)/

でも「onigo」って当時の15の中ではだいぶ簡単な方だったんですよね。

にも関わらずクリアできなかったので、

「やっべえなコリャ」

でした。

13→14の時も相当壁を感じましたが、14→15の時はそれ以上でした。

なんというか、今までとはまた違ったスキルが必要とされる感じでした。

あとBPMが速い!

なので、

「14の中でも高難易度な曲(「雪女」とか「孤独の番人」とか、上の「断片Story」とか)を安定してクリアできるようにする

ということをまず目標にしました。

そうしていくうちに、高密度な譜面がきても慌てずサバけるようになってきたんですね。

そこから自信が生まれ、

「あれ、15いけるんじゃね?」

と思えるようになり、15の中でも比較的簡単な以下の曲たちをやっていきました。 

  • 「croiX」
  • 「Gott」
  • 「Qubism」
  • 「Dyanasty」
  • そして今は亡き「Brain Power」(大好き!)

そして遂に記念すべき15で初クリア達成!!

したのですが、その曲を忘れてしまいました。覚えてません。スミマセン

おそらく上に書いた曲のどれかだったと思うんですが、まあとにかくクリアしたんですよ15を。

その直後くらいに、3作目「GRAVITY WARS」が稼働されました。

「GRAVITY WARS」(3作目)である程度上達

SOUND VOLTEX Gravity Wars

 (「SOUND VOLTEX GRAVITY WARS」公式より)

現在ボルテは4作目5作目までリリースされていますが、私はこの「GRAVITY WARS」が一番好きです。

その理由は画面まわりとか雰囲気とか、あと何より一番中二病っぽいから!

一番やりこんだのも本作でした。

なのでコレがPCに移植されると聞いたときは狂喜乱舞でしたね(∩´∀`)∩

今となってはおうちでボルテができちゃいまもんね。なんて良い時代!!

とまあ、それは置いておいて、「GRAVITY WARS」稼働直後は、まずは簡単な曲からやっていきました。

次回作がでると全体的に難易度が上がっているというのは音ゲー(ことボルテにおいては特に)ではよくあることなので。

やはりというか、ムズくなってました。

ムズいというより、この3作目から搭載された、

  • デバイスの始点自由化
  • FXチップとBTチップの重なり
  • デバイスが枠をはみ出す演出

などが超やっかいでした。

今では慌てず捌けるようになりましたが、慣れるまではだいぶ時間がかかりましたね。

そのため、本作初登場の15の曲は怖くてできなかったので、もっぱら前作までの15の曲をやっていました。

そうこうしている間に、まだ手もつけていなかった「XROSS INFECTION」などのGRAVITY譜面が新たに追加されたりし、なんだか取り残されているような気分になってしまいました。

一体、人類の進化はどこまで進むのでしょうか。(←音ゲーの話)

ゴリラ

とはいえ、できないものは仕方ないので、地道に15の曲で練習を重ねていきました。

そこで気づいたのですが、

「同じ15の曲でも差がすげぇ! 天と地ほどあるじゃん!」

です。

いつだったか、REDALiCEさんの「マサカリブレイド」が収録となった時に、

まあ3曲目だしやってみるかw

と軽いノリでやってみたところ、全くワケがわからずに放心状態のまま終了したことがありました。だいぶマサカられましたよね。

(ちなみに今でもこの曲はできません)→できるようになりましたが、いまだに安定しませんw

まあ、だからこそ今では20段階になったのでしょうが、当時はでる曲でる曲みんなレベル15で、迂闊に手を出せない状況でした。

あとスキルアナライザーは、15の曲が何曲かクリアできる状態になったときにレベル9をやり、見事「魔騎士」に昇格できました。

いや~嬉しかった。「魔騎士」という、もろ中二病な響きもカッコよかったし。

次に目指すはもちろんレベル10の「剛力羅」だったのですが、ここからが長かった。

何せ「魔騎士」もけっこうギリギリで合格しましたからね。

「剛力羅」になるには15の曲をある程度安定してクリアできる位の実力が必要だということはわかっていたのですが、当時の私は

「そんなことが可能なのか?」

と思っていました。

というわけで、簡単な15の曲だったらまあクリアできる、という状態で「GRAVITY WARS」は終えました。

 そして現在稼働中の4作目、「HEAVENLY HAVEN」へと至るわけですね。

「HEAVENLY HAVEN」(4作目)である事を悟った

SOUND VOLTEX Heavenly Haven (「SOUND VOLTEX HEAVENLY HAVEN」公式より)

前作とは打って変わって可愛い雰囲気が漂うこのHEAVENLY HAVENですが、やはりというか、難易度のインフレはとどまることを知らず、現在でもとんでもない譜面が続々と増えてきていますね。

本作から難易度が20段階になったので、ここからはその前提で書いていきますよ。

4作目になっても私のプレイスタイルは全く変わらず、

「1,2曲目に簡単な曲を選び、3曲目に、できるかどうか微妙な難しい曲を選ぶ」

というスタンスを貫いていました。

なので上達もかなり遅かったのですが、それでも最初の頃に比べれば目を見張るほど違っていました。

ちょうどこの頃、いつも言っているゲーセンとは別の、割と空いている場所を見つけたので、半ばそこをホームにして練習に励んでいきました。

しかし仕事もあるので頻繁に通うのは難しく、酷いときは1か月もの間やらない時期もありました。

そうなってしまうと、カンを取り戻すのに時間がかかってしまい、やはり上達が遅れるんですよね。

で、ようやっと気づきましたよね。

「あ、コレ家で練習しないとダメなやつだ」

と。

思えば弐寺も、PS2で発売してくれたから家で思う存分練習できたし、上手くなれたのだし。

でもボルテは移植されるのかな~。されたら超嬉しいんだけどな~。

と思っていたときです、PCに移植が発表されたのが。

俄然生きる気力が湧いてきました。

おうちでボルテ!

SOUND VOLTEX Cloud

 (「SOUND VOLTEX CLOUD」公式より)

遂にボルテがおうちでできるーーーーーー!!

と張り切ってやってみたものの、やはりPCのキーボードでは限界があり、何か別のゲームをやっているようでした。

「え、コレ専コンでるよね? キーボードでやるゲームじゃないよ?」

と思っていたときです、ボルテコン発売がアナウンスされたのが。

SOUND VOLTEX CONSOLE -NEMSYS- Ultimate Model(コナミスタイル公式より)

値段は超高かったですが、家でボルテができるんだから、このくらい痛くもかゆくもありませんでした。でも高いのに変わりはないけどね★

ここら辺のことは、下の記事内で書いていますよ。

そんなに大したことは書いてませんけどね。(;^ω^)

さて、おうちでボルテができるといっても、主に土日にしかやれなかったのですが、それでもグングン成長していきましたね。

やっぱり家でできると違う!

 おうちボルテやり始めのときは、17の曲がほとんどできない状態だったのが、今ではもうほとんどクリアし、18に挑戦中ですからね。
→18は大体クリアできるようになり、19の簡単な曲ならクリアできるようになりました!

まあ、

もっとINFINITEモードに曲増やせよ!

みたいな多少の不満もありますが、それはまた別の機会に、ね。

で、充分に実力がついたと思い、この間満を持してスキルアナライザーのレベル10に挑戦したわけです。(AC版のね)

レベル10の中でも比較的簡単そうな(「Quietus Ray」があるやつ)を選択し、

見事合格!

しかもけっこうゲージを残して! ウホウホ!

前にも書いたように、私より上手い人なんて山のようにいます。

「剛力羅」になったくらいで(´∀`*)ウフフ

と思われても仕方ないですが、それでも、遂に自分もここまでこれたのか。

と、感慨もひとしおでした。

やっと上級者の仲間入りを果たした気分です。

最後に色々

だいぶ端折って、しかもけっこう適当に書いてきましたが、今「剛力羅」を目指している人がいたら何かの参考にしていただければ嬉しいです。参考になるかな・・・

ところで、ボルテといったら東方アレンジを忘れてはいけませんが、私はボルテをきっかけに、今では東方アレンジCDを買いあさるようになりました。

ゲームの方はよく知らないんですけど、曲を聴くだけでも楽しめてるから別にいいよね!

「Grip & Break down!!」を初めて聴いたときは、

「なにこのヤバい曲(褒め)」

と思ったのを覚えています。

そういえばあの曲にもだいぶ苦しめられたな~。

あの譜面確かPHQUASEさんですよね。あの許されない人。

私はマツドさんの方がよっぽど許してはいけない人だと思うんですがね。

デバイスが苦手で苦手で・・・。

どういったときにあのような譜面を考え付くのか甚だ疑問ですが、これからも楽しませて?くれるでしょう。

※2020/2/3追記

おうちボルテをやり始めて、早いものでもう2年近く経ちました。

あまりゲーセンには行けてないのですが、ヒマがあればおうちで練習するようになり、ついにレベル19の簡単な曲はクリアできるようになりました!

…でもその後難易度の調整が入り、「For ultraPlayers」(EXH)や「Bangin’ Burst」(EXH)が軒並み18に降格。

けっきょく、現段階でクリアできる19は「BLACK or WHITE?」(GRV)のみとなってしまいました( ;∀;)

でも、それでもおうちボルテをやる前と比べたら凄い進化です。

最近は楽曲パックも発売されるようになったし、この先もずっと盛り上がってほしいですね。

そういえば、おうちボルテっていつまで「GRAVITY WARS」が続くんだろう?
(既に「HEAVENLY HAVEN」の曲は移植されてるんですが(;^ω^))

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