2021年12月の大型アップデートにて、おうちボルテは120fpsでプレーできるようになりました。
なので、さっそく120Hz対応モニターを買っちまいました!
今回は、コイツを使っておうちボルテをプレーしてみた所感やモニターのレビューなどを書いていきます。
結論から言うと買って良かったと思えたので、買おうかどうか迷ってる人はぜひ参考にしてみてくださいね!
おうちボルテの120fpsは60fpsと大違い!
「おうちボルテって60fpsと120fpsでそんなに差が出るの?音ゲーなのにw」
と、思っていました私も。
全っ然違います!びっくりしました!
マジでスコアに影響がでそうなほど違います。
120fpsだと、とにかく譜面が滑らかに流れてくるんですよ。
その滑らかさといったら、60fpsの比ではありません。
体感的に、30fps→60fpsに変わった時くらいの衝撃でした。
エンジョイ勢の私ですらこんな感じなので、人によっては雲泥の差に感じられるでしょう。
残念なのが、この感動を動画ではお伝えできないところです。
なぜならYouTubeでは最大60fpsの動画までしかアップできないからです。
仮に120fpsの動画をアップできたとしても、効果を実感するには120Hz対応のモニターで見る必要がありますからね。
ちなみに「INFINITAS」も120fpsでやってみたのですが、こちらはボルテほど違いがハッキリと分かりませんでした(^^;)
ただ、選曲画面でのカーソルの動きの滑らかさなど細かい点で「滑らかだな~」と思いましたw
筆者が買ったモニターはEX-LDGC242HTB(アイ・オー・データ)
私が買ったのは、アイ・オー・データの「EX-LDGC242HTB」という機種です。
本当は120Hzではない、もっと安いモニターを買おうと思っていたのですが、AmazonでPC関連商品のセール?のようなものをやっていたので、思い切って買っちゃいましたよ\(^o^)/
↑中身に対して箱がかなり大きく、場所を取りますw
↑箱の中身はこんな感じです。
組み立てはめっちゃ簡単なので、誰でもできると思います。
下の方に写っている穴の開いた台座はかなり重く、安定感は抜群です。
↑ほらすぐに完成!
次からは、このモニターを使ってみた感想やらレビューやらを書いていきますよ。
EX-LDGC242HTBはこんなPCモニター【レビュー】
「EX-LDGC242HTB」を使った所感を、音ゲーエンジョイ勢目線で書いていきます。
公式サイトを見れば分かるスペックなどにはなるべく触れず、ちょっと細かいけどめっちゃ良い!という点を中心に列挙していきます。
音ゲーで重要な入力遅延は一切感じない!
PCモニターを選ぶときはリフレッシュレートや応答速度などを重視しがちですが、「入力遅延があるかどうか」もまた大事な要素です。
しかし私の買った「EX-LDGC242HTB」なら心配無用です。
なぜなら「スルーモード」という、「操作と表示のズレを軽減できる機能」が備わっているから。
公式発表によると、約0.05フレーム(約0.35ミリ秒)にまで軽減できるそうです。
超解像機能やオーバードライブ機能を有効にしていても、内部遅延時間が約0.05フレーム(約0.35ミリ秒)※1を実現(スルーモードオン時)。
特に動きの速いゲームでは、操作と表示のズレが少なく、威力を発揮します。
また、現在の設定の遅延時間を画面に表示して確認することができます。
※フレーム遅延時間とは、映像処理による信号遅延時間。(当社独自測定結果による)
アイ・オー・データ公式
※1 リフレッシュレート144Hzの時の値。60Hzでは約0.05フレーム(約0.83ミリ秒)
ただ、これをオンにしてもオフにしても、違いは全く分かりませんでしたw
参考までに、私がおうちボルテで「XROSS INFECTION」(EXH)をプレーした時のリザルトを載せます。
↑左がスルーモードON、右がOFFにしたときのリザルトです。
スコアは気にせずに、判定部分をもうちょっと拡大してみましょう。
↑ボルテやっている人なら分かると思いますが、
- 真ん中の「CRITICAL」はタイミングぴったり
- 上側の「ERROR」と「NEAR」は早めに押した
- 下側の「ERROR」と「NEAR」は遅めに押した
ということです。
スルーモードOFFにした時は入力遅延が大きくなる分、LATE(下側の「ERROR」と「NEAR」)の数字が大きくなることが予想されますが、両者を見比べてみても大差はないですよね。
むしろ、スルーモードOFFの時の方がスコアは上ですw
「スルーモードOFFの時だけ少し早めに押したんじゃないの?」
と疑われるかもしれませんが、そんな器用なマネは私にはできません。
2回とも真剣にプレーしてコレです。
まあいずれにしても、音ゲーで重要となる入力遅延の心配はありません!
ちなみに「現在どれくらいの遅延が発生しているか」は、本機のボタンを押せばすぐに確認可能です。
上の状態では0.05フレームの遅延がある状態なので、ほぼ無いのと一緒ですw
万が一「遅延を感じる」という能力者がいたとしても、おうちボルテの設定で判定の調整はできるのでね。
心配ありません!
好みの設定を5パターン保存できる
本機には、初期状態で下記5種類の画面モードがあります。
- Standard
- Game
- FPS
- RPG
- Web
そして、それぞれの画面モードで細かく映像設定などが異なっています。
もちろん後から自分で好みの設定に調整できるので、都合5種類のお好み設定を保存できる、ということです。
画面モードはモニター下についているボタンで簡単に切り替えられるため、ストレスは感じません。
ゲーム向け設定にしている画面モードでは何らかの処理をしているためか、切り替え時に一瞬暗転しますが、気になるほどではありません。
まあ「FPS」はまだ分かりますが、「Standard」と「Web」、「Game」と「RPG」はそれぞれ分ける必要あるの?と思うくらいなので、正直5種類もいらないのですがw
ちなみに私は家で仕事している人なので、「Standard」は仕事用としてブルーライトをカットし、輝度を暗くして目に優しい設定にしています。
設定項目は多岐にわたるので、公式サイトの詳細ガイドで購入前に確認しておくと良いでしょう。
(「資料」→「メニュー項目一覧」で全ての項目が見れます)
ヘッドホン端子が横に付いているのが嬉しい!
個人的に重視したのがコレです。ヘッドホン端子の位置!
大体のモニターは、なぜか本体の裏側にヘッドホン端子があるんですよね。
私の場合はけっこう頻繁にヘッドホンを抜き差しするので、裏側にあると絶対に不便!と思って、本機を選んだというワケです。
まあ厳密に言うと、完全に横側に端子があるわけではなく裏側の横側といいますか…。
とにかく、慣れれば手探りでヘッドホンをさせるようになるのでOKです!
「でもヘッドホン端子なんて、実機を見てみないと分からないんじゃ?」
と思われるかもしれませんが、各社の公式サイトからはだいたい説明書がダウンロード・閲覧できるので、そこで確認できます。
もちろん本機の説明書も、購入前に確認可能です。
↑説明書には「背面」と書かれていますが、実質横側なのでOKですw
モニターのボタンで音量調節ができて便利!
これは主にゲーム中(特に音ゲー)に助かる機能なのですが、モニターのボタンからすぐに音量調節ができるのが便利です!
今どき音量調節なんてほぼ全てのモニターに搭載されていると思いますが、いちいちマウスやキーボードなどで操作しなくて良いのが本当にラク!
特におうちボルテの場合、大型アップデート後からなぜか全体的に音量が小さくなったので重宝します。
(この音量の問題は仕様?それともアップデートで直るの?)
もちろんピボット可能!細かい調整も自由自在
おうちボルテ用におすすめするくらいですから、当然ピボット(縦回転)機能は搭載されています。
細かい角度の調整もできるだけでなく、なんと本体裏側には目盛りが付いているので「ちょうど良い高さ」を維持できるという至れり尽くせりの仕様!
こういう細かい配慮が、日本メーカーならではですよね。
できればメモリと一緒に数字も印字してほしかったのですが、さすがに求めすぎ?
その他の便利機能を画像や動画で紹介
その他、細かい点ではありますが良かった・便利だった機能などをまとめました。
ナイトクリアビジョン
「ナイトクリアビジョン」は、暗い箇所を明るく表示できる機能です。
ゲームに限らず映画などでも、「暗くて何が何だか分かんねー!」と思う時があるじゃないですか。
そんな時に助かるハズです。
2段階まで設定できるので、本当に上の公式画像のような違いがあるのか、比較してみました。
画像はPS4「Dead by Daylight」の一場面で、左側がレベル2設定、右側はオフです。
モニターに写っている映像をiPhoneのカメラで撮ったものなのでちょっと粗くて分かりづらいですが、違いは分かりますね。(実際はもっとクッキリ写っています)
若干ですが左側の画像の方が明るく、見やすくなっています。
これでもう、暗い所に潜んでいる敵を見逃す心配もありません!たぶん!
超解像
なんだかスゴいネーミングの「超解像」ですが、要はSD画質をクッキリ表示させる機能です。
もちろん、SD画質がHD画質になるワケではないのでご了承を。
とにかく画像で見比べてみましょう。
↑人間のほぼ中心を通っている、白い線が見えるでしょうか。
線より左が超解像オフ、右がオンです。
人それぞれ感じ方は違うでしょうが、私はオフの方が自然で良いなーと思います。
この「超解像」、10段階まで設定できるのでお好みに調節しやすいのがメリットかも?
ちなみに上の画像は、本機に備わっている「超解像デモモード」という機能を使用し、例によってiPhoneで撮影したものです。
テストに使用したのはフリー画像サイトのぱくたそのものです。
ブルーリダクション2
「ブルーリダクション2」は、先ほどちらっと書きましたがブルーライトをカットしてくれる機能です。
私の場合は、ちょうどブルーライトカットのメガネを買おうと思っていたので、メガネ代が浮いて良かったですw
設定すると画面が暗く(黄色っぽく)なります。
5段階まで設定できるので、気になる人は弱めに設定すると良いかも。
切 レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 レベル5
↑iPhoneで撮影して違いを比べてみたかったのですが、全く分かりませんねw
実際には、レベル1→5にいくにしたがってだんだん画面が暗く、そして黄色味を増していきます。
特にオフにしたときとレベル5では雲泥の差で、まるで違う世界を見ているかのようです。ちょっと大げさですが(笑)
私のように、PCで仕事する時はほぼ必須の機能だと思いますよ。
ブルーライトカットのメガネと比べてどれほどの効果があるのかは分かりませんが(^^;
イルミネーション
個人的に最もいらなユニークな機能だなーと思ったのがコレ。
本体背面のロゴ部分が、光ります!それだけ!
「ムダに電力消費するし、そもそも背面だから自分には見えないし、本当に何のためにあるのか分からない!」
なんて思っていませんよ私は。こういう遊び心はとても大事です。よね?
ちょっと動画を撮ってみたので、見てみてみましょうよ↓
こんな風に、色やら光り方やらが、ヤケに細かく設定できます。こだわりを感じますよね!
しかもとっても綺麗!以上!
EX-LDGC242HTBのちょっと微妙だった点
ここまで「EX-LDGC242HTB」を買って良かったと思う点を列挙してきましたが、ちょっと微妙だった点もわずかにあります。
1発でミュート(消音)にできない
スピーカー付きのモニターなので、ミュートボタンは欲しかったところです。
ミュートにする場合は、いちいち音量を0にする必要があります。
もちろんその後に音を出す場合は、また音量を上げなければいけません。
これがけっこうメンドイです。
しかも音量はなぜか画面モード別に設定できないため、
「大音量でゲームをプレイ→ゲーム終了後に動画を見ようとしたら大音量でビクっ!」
ということが起こり得ます。注意しましょう。
重すぎる
「重すぎる」というのは、あくまで私の場合は、です。
私はおうちボルテをする時にモニターを移動させているので、そのたびに「重っ」と呟いていますw
公式発表によると、スタンドありの場合の重さは6.2kgだそう。
よくスーパーで売られている5kgのお米よりも重いです。
もちろん、頻繁に移動させる必要がない人は無視して良いデメリットです。
デメリットというか、重いだけ安定感も増すので、実はメリットでもあるのですが(^^;
HDMIケーブルが付いてこない
本機の付属品は、以下の通りです。
- DisplayPortケーブル(1.8m)
- 電源コード(1.8m、PSE適合品)
- 取扱説明書
そう、HDMIケーブルがないんですね。
その代わりにDisplayPortという、HDMIよりも高性能なケーブルが付いてくるのですが、コイツが問題アリです。
何でもHDMIよりもPCとの連携能力?が強いようで、例えばYouTubeを視聴中にモニターの電源を切ったとします。
その後モニターの電源を入れ直しても、音声が出なかったりします。
その他にも、「ウインドウの位置が勝手に変わる」などの不具合?仕様?があるようです↓
PCによっては上記の症状が出ないこともあるようですが、やはりHDMIの方が確実かなーと思います。
また私の場合は先ほど述べたように、頻繁にモニターを移動するので、もうちょっと長いケーブルが欲しかったので、結局HDMIケーブルを買いました!
↑ヨドバシドットコムで売られていた、グリーンハウスという会社のめちゃくちゃ安い(866円)ものですが、普通に使えていますw
Amazonでも格安のケーブルが売られているので、チェックしておくと良いかもです。
EX-LDGC242HTBを安く買えるセールを見逃すな!
ここまで紹介してきた「EX-LDGC242HTB」、価格は約26,000円です。
が、私はAmazonのセール中に、なんと22,780円で買えました!
先ほど述べたように、当初は本機を買う予定はなく、144Hzではないもっと安い機種(20,000円くらい)を買おうと思っていました。
が、ちょうど「EX-LDGC242HTB」がセール中で、プラス3,000円くらいでハイスペックモニターが手に入るなら、まいっか!
と思って買った次第です。
Amazonでは定期的にこのようなセールを開催するので、見逃さないようにしましょう。
Amazonの低評価レビューは気にする必要なし!
Amazonの評価って、だいたい★1とかの低評価レビューが真っ先に表示されますけど、それよりも全体の評価を見てみましょう。
EX-LDGC242HTBの場合、レビュー件数は2,247件(2022年1月現在)ありますが、そのうち★1をつけているのはわずか3%。数にして67件です。
「でも67人もの人が★1を付けたってことでしょ?」
と思うかもしれませんが、サクラの可能性も大いにあります。
その証拠に、★1レビューをよく読んでみると変な日本語だったり頭の悪い文章ばかりということに気づくハズです。
つまりマトモな人が書いてない、ということです。
マトモじゃない人が書いたマトモじゃないレビューなんて、気にする必要はありません。
もちろん中には本当に★1と感じた人もいるかもしれませんが、その場合はだいたい初期不良だったり本人の確認不足だったりします。
初期不良は確かにコワイですが、そんなことを言ってたら何も買えませんし、遭遇する確率もとてつもなく低いハズです。
あと、例えば現在1番上に表示されているレビューは「PS5用に買ったのに120fpsで表示されない」などの理由で★1を付けています。
が、これはPS5やゲーム内の設定をし忘れているだけです。
下の方のレビューでも指摘されていますが、PS5なら間違いなく120fpsでプレイできます。
もちろん私も、おうちボルテは120fpsでプレーできてますよ。
このような★1レビューよりも、「★5を付けた人が全体の69%もいる」という点に注目しましょう。
★4と合わせれば81%で、数にすると約1,820人もの人が概ね満足しているのです。
もちろん私も買って良かったと思っているので、レビューするとしたら★5を付けますよ。
EX-LDGC242HTBとLCD-GC242HXBの違い
私が買った「EX-LDGC242HTB」と名前や形やスペックがそっくりな、「LCD-GC242HXB」という機種もあります。
両者で何が違うのか、調べてみました。
EX-LDGC242HTB |
LCD-GC242HXB
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発売日 | 2019年3月7日 |
2019年2月中旬
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付属品 |
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保証期間 | 3年間 | 5年間 |
価格 | 約26,000円 | 約25,000円 |
販売場所 | ECサイトのみ | 量販店、ECサイト |
↑違いはコレだけで、モニター自体の性能は全く一緒です。
上の表だけ見ると「LCD-GC242HXB」の方が、値段が安いうえに保証期間も長いし、おまけにHDMIケーブルも付いてくるので良さげですね。
ここまでレビューしておいてアレですが、Amazonなどでのセール中以外は「LCD-GC242HXB」を選んだ方が良いと思います(^^;
量販店で買えば、ヨドバシポイントなども使えるのでね。
まとめ
- おうちボルテの120fpsはスゴい!なめらか!
- Amazonなどでのセール中は安く買える可能性あり
- Amazonの低評価レビューは気にする必要なし
- 「EX-LDGC242HTB」と「LCD-GC242HXB」はほぼ一緒
- セール中以外は「LCD-GC242HXB」の方がオススメ
↓私が買った「EX-LDGC242HTB」がコレ↓
↓「EX-LDGC242HTB」とソックリな「LCD-GC242HXB」がコレ↓
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