わりと濃いスネ毛に悩んでいた筆者(男)が、2023年6月に発売されたパナソニックのボディトリマー「ER-GK82」を買いましたよ!
ということで今回は、このアイテムを使ってみた感想などを書いていきます!
結論から言うと「買って良かった」と思えた優れモノなので、体毛や除毛についての悩みがある人はぜひ読んでみてね!
パナソニックのボディトリマーは剃り心地抜群!でもツルツルにはならない
まずは、パナソニックのボディトリマー「ER-GK82」でスネ毛を剃ってみた時のビフォーアフター画像をご覧ください。
(ちょっと汚いのでボックスに収納しますm(__)m)
↑もちろん左がビフォー、右がアフターです
筆者は割とスネ毛が濃い方だと思うのですが、ご覧の通り、かなりキレーイに剃れました!
ただ、見た目はツルツル肌のように見えますが、実際は触ってみるとチクチクと短い毛が残っている感じです。
後述しますが、剃った後の仕上がりは毛質によって変わってくるかもしれないので、気になる人は読み進めてみてくださいm(__)m
【ER-GK82レビュー】使ってみた分かった良かった点
実際にER-GK82を使ってみて、良かった点をまとめます。
①毛が長くてもスムーズに剃れる。痛みもない
ER-GK82はパナソニック製ということもあり品質に関しては申し分なく、多少長い毛でも全く痛みを感じずにスムーズに剃れます。
剃った時の動画を撮ってみたので、参考にどうぞ↓
(ちょっと汚い動画なので、お食事中の場合などはご注意ください)
↑このように、刃の部分を軽く肌に当てて動かすだけで簡単にムダ毛処理ができます。
筆者はヒゲ剃り用に電気シェーバーも使っているのですが、それよりも楽に剃れる印象でした。
②VIO(デリケートゾーン)も安全に剃れる
ER-GK82には専用のアタッチメントが付属しているので、取り付ければ下半身のVIOゾーンも安全に剃れます。
アタッチメントを装着することで刃が露出しなくなり、デリケートなゾーンでも安全に剃れるという仕組みです。
VIOって自分ではよく見えない割にけっこう毛が生えているので、これは非常に助かります。
ちなみにVIOというのは、以下の部分の総称です。
- V:股間
- I:股間とお尻の間(男性は何もないけど女性は性器があるところ)
- O:肛門付近
こればかりはさすがに画像や動画をのせられないのですが(笑)、イイ感じに剃れましたよ。イイ感じに。
ちなみにVゾーンにある金〇も、アタッチメントを付ければ楽に剃れます。
➂防水設計だからお風呂で使えて楽
本製品はIPX7の防水機能を備えているため、お風呂場でも使えます。
これがとても便利で、剃った毛は下に落ちていきますが、お風呂場ならそのままジャーっと流しちゃえばOK。
しかもVIO以外は肌が濡れていても問題なく剃れるので、お風呂のついでにムダ毛処理ができて非常に楽です。
④剃る長さを自在に変えられる
本製品には先ほど紹介した専用アタッチメントの他にもう1つ、「ダイヤル式長さ揃えアタッチメント」というものが付属しています。
これは、装着することで剃る長さ(残す毛の長さ)を自由自在に変えられるという優れモノです。
例えばワキ毛やVゾーンの毛など、「全部剃る(または極端に短い)とちょっと不自然」という個所を剃る場合に、このアタッチメントは重宝します。
ちなみに私の場合は、腕や足はアタッチメントを付けずに剃り、ワキ毛は5~6mmに揃えて剃っています。
➄使用後は水洗いするだけでOK
防水設計の恩恵として、使用後は水道水を流すだけで掃除が完了するのでめっちゃ楽です。
もちろんアタッチメントも水洗いできるので、本体と一緒に適当に水で流したあと少し乾かしておくだけでOK。
厳密に言えば乾かした後に注油(ちゅうゆ)という作業が必要ですが、とりあえず使用後の毛の処理に関しては面倒とは感じませんでした。
※注油については後述します
⑥充電がめっちゃ速い
本製品は急速充電に対応しているので、約1時間でフル充電できます。
しかもフル充電後は約50分使用できるので、よほど時間をかけない限り、全身の毛を剃ってもまだバッテリーには余力が残っている状態です。
実はエントリーモデルのER-GK21は乾電池式なのですが、個人的には充電式の方が便利だと思っています。
乾電池式の場合は電池の残量が分かりづらく、
「そろそろ電池替えた方が良いかな?まだ使えるかな?」
と、判断に迷う場面がでてくるじゃないですか。
でも充電式なら使い終わったらとりあえず充電しておけば、次回は常にフル充電の状態で使えるので何も考えなくて良いんですよね。
公式でも発表されているように乾電池の場合はパワーも出ないので、スムーズに剃れずストレスがたまる可能性もあります。
ボディトリマーに限ったことではありませんが、こういう時は上位モデルを買っておけば間違いありません(笑)
⑦クリームやジェルが不要
カミソリでヒゲを剃る場合と違い、このボディトリマーを使う前にクリームやジェルなどを塗る必要はありません。
電源を入れた後は、肌に当てて毛を剃るだけで良いんです。
剃り終わった後も特に肌のお手入れはしなくても良いので、本当にこの製品だけでムダ毛処理が完結します。
筆者も肌が弱い方なので「けっこうカブれちゃうんじゃないかな~」と心配だったのですが、使用後も肌の状態に異変は起きませんでした。
この快適さを味わってしまうと、もうカミソリには戻れなくなります。
【絶対読んで!】パナソニックのボディトリマーを買う前の注意点
ここまでER-GK82の良い点を紹介していきましたが、以下の注意点にも必ず目を通しておきましょう。
①(剛毛の場合は)ツルツルにはならず、剃り終わった後はチクチクが残る感じ
冒頭でも書いたように本製品は脱毛機ではなくボディトリマーなので、ツルツル肌にするものではありません。
公式にも書いてありますが、0.1mm~12mmの範囲内で毛を整える機械です。
ただ柔らかい毛質の場合はけっこうキレイに仕上がるので、個人差はあるかもしれません。
実際に筆者もスネ毛はツルツルとはいきませんでしたが、毛が薄い腕の部分を剃ったらだいぶキレイになりました。
↑剃った後に触ってみると、足ほどチクチクな感じはしませんでした。
なので購入前に自分の体の部位ごとの毛質を、今一度チェックしておくと良いでしょう。
②VIOゾーンもツルツルにはならない
先ほど「アタッチメントがあるからVIOゾーンも安全に剃れる」と書きましたが、このアタッチメントを付けると2mmの長さにしか剃毛できません。
つまりツルツルにはならず、短い毛が残る状態に仕上がります。
アタッチメントがない状態だと0.1mmにまで短くできるのですが、「VIOゾーンを剃る際は必ずアタッチメントを付けてください」と説明書にも記載されています。
何より刃がむき出しの状態の機械をVIOゾーンに近づけるのって、考えるだけでも怖いですよね。
実は筆者もアタッチメントがない状態で挑戦しようとしたのですが、あまりの恐怖に速攻でやめましたw
なので、VIOをツルツルにしたい場合はあきらめて脱毛サロンなどに行くしかありません。
➂剃ってもまたすぐに毛が生えてくる
繰り返しになりますが本製品は脱毛機ではなく、ましてや毛根に作用するような機械ではありません。
なので、たとえツルツル肌になったとしても一時的なもので、またすぐに毛が生えてきます。
参考までに、筆者の場合は2~3日で「ちょっと生えてきたな」と感じる程度です。
したがってデートの前日とか、「人に肌を見せる可能性のあるタイミングの直前」で剃るのが良いのかな、と思います。
まあ毛が生えてきてもまた剃ればいいだけだし、幸いこの製品なら簡単に剃れるからあまり気になりませんけどね。
④使用前/後の注油がメンドい
ER-GK82最大のネックとなっているのが、この注油作業です。
実は本製品には、小さい容器に入ったオイルが付属しています。
↑このオイルを、使用前と使用後に刃につけなければいけません。
動画のように計5か所に注油しなければいけないのですが、これがけっこう難しいです。(特に端っこの2箇所が)
しかもオイルだから手につくとヌルヌルするし、洗っても簡単に落ちないんですよね。
筆者が不器用なだけかもしれませんが、こればかりは慣れるしかないでしょう。
「じゃあオイルつけなきゃいいんじゃね?」と思われるかもしれませんが、刃を長持ちさせるためには必須らしいですw
とはいえ替え刃は1,600~2,000円くらいなので、この金額が安いと感じるならあえてオイルを付けないのもあり?かもしれません。
ER-GK81やER-GK20との違いは?どれを買うべき?
ここまで紹介してきたER-GK82に似た製品としてER-GK81とかER-GK20などがありますが、それぞれの違いは以下の通りです。
上記の中では、よほどの理由がない限り今回紹介したER-GK82を買うのがおすすめです。
なぜならER-GK21だとパワー不足で剛毛の人は特に不満を感じる可能性があり、前モデルのER-GK81は現行モデルより高いからです。
ER-GK60に関しては売っている店舗自体が少なく、もはや入手困難ですw
一応それぞれの比較表も載せておくので、参考にどうぞ↓
ER-GK82 | ER-GK81 | ER-GK60 | ER-GK21 | ER-GK20 | |
---|---|---|---|---|---|
カット性能 | ★★★★★ | ★★★★★ | 不明 (たぶん「8〇」シリーズと同等) | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
調節機能 | 12段階 (0.1mm~12mm) | 12段階 (0.1mm~12mm) | 4段階 (0.1mm~6mm) | 3段階 (0.1mm~3mm) | 3段階 (0.1mm~3mm) |
電源 | 充電式 | 充電式 | 充電式 | 乾電池(単三1本) | 乾電池(単三1本) |
充電時間 | 約1時間 | 約1時間 | 約8時間 | ー | ー |
仕様時間 (フル充電時) | 約50分 | 約50分 | 約40分 | 約70分 | 約3か月 (週1回、1回約5分の使用) |
重量 | 約150g | 約150g | 約140g | 約95g | 約95g |
カラー | 1色 | 1色 | 1色 | 2色(黒・白) | 3色(黒・緑・黄) |
販売ページ | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 |
↑表の通り、ER-GK82とER-GK81およびER-GK21とER-GK20に性能面での目立った違いはありません。
ただカラーやカラバリは現行と前モデルでけっこう違うので、色目当てで前モデルを買うというのは有りかもしれません(あまりオススメはしませんが)
Q&A
ここまで解説してこなかった、皆さんが抱いている(であろう)疑問を解説していきます。
Q.脱毛サロンやクリニック行くのとどっちがいいの?
- 脱毛して毛が生えてこないようにしたい
→脱毛サロン、脱毛クリニック - 一時的にムダ毛処理できれば良い・高いお金を払いたくない
→ボディトリマー
脱毛サロンやクリニック最大の欠点は高い料金で、例えばゴリラクリニックの場合は足だけで178,800円(全5回)かかります。
対して、今回紹介したER-GK82は約1万円です。
もちろん剃る手間は何度も発生しますが、お試し感覚で脱毛体験をしたい人がER-GK82を買うのは全然有りだと思います。
あと、ゴリラクリニックとかで脱毛処理をする前は自分自身で剃毛処理をしなくてはいけないので、どのみち持っておいて損はありません。
Q.脱毛前、毛は伸ばしておいたほうがいいのでしょうか?
A.当日に脱毛をご希望される患者様は、可能な範囲で大丈夫ですので、照射部位の剃毛処理をお願いしております。
ゴリラクリニック公式
Q.ファーストボディトリマーとは?
パナソニックの公式サイトなどに記載されている「ファーストボディトリマー」とは、たぶんエントリーモデルという意味です。
エントリーモデルのER-GK21とER-GK20に「ファーストボディトリマー」の表記があり、上位モデルの8〇シリーズにはないので、恐らく間違いないと思います。
ファースト(first)には「初め」「最初」という意味があるので、
「まずはコレで試してみるのがおすすめ」
みたいな意味なんですかね。知らんけど。
【余談】電気シェーバーと併用してみた
デメリットのところで「チクチク毛が残る」と書きましたが、「じゃあこの残った毛を電気シェーバーで剃っちゃえばいいじゃん!」と思い、やってみましたw
そうしたら確かにめっちゃツルツルにはなったのですが、2~3日後に赤いポツポツが出てきてしまい、かゆいの何の(゚Д゚;)
けっきょく赤いポツポツやかゆさは1週間くらい続いて、治るまではスキンケアが欠かせませんでした。
顔以外の部位に電気シェーバーを使ったのがいけなかったのか、私の肌質と合わなかったのかは不明ですが、とりあえず皆さん気を付けましょう!
まとめ
- パナソニックのボディトリマー「ER-GK82」はよく剃れるが、部位によってはチクチク毛が残る
色々書きましたが、このアイテム1本あれば一生使えそうなほど優れた性能なので、満足度はかなり高いです。
少なくともカミソリでムダ毛処理をするよりは格段に手間が減るうえお肌にも優しいので、カミソリ派の人もぜひ試してみてください。
ちなみに筆者は1万3,000円で買いましたが、その後値下がって最安価格は1万円以下になっています。
これが1万円以下なら間違いなく買いなので、欲しい人は価格をこまめにチェックしておきましょう!
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