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【怖い】越中島駅に行ってきた!23区内のJR線なのに無人の時間帯も

越中島(えっちゅうじま)駅は、東京23区内にありながら利用者数が極端に少ないことで知られている京葉線の駅です。

下の画像の通り、外から見ても駅なのか何なのか分かりづらいです。

越中島駅

そんな越中島駅が気になって仕方なかったので、鉄オタでもないのに実際に行ってきましたよ!

そしたら「これじゃ利用者数少ないよな」と思える案の定の結果だったので、レポートしていきます。

※繰り返しますが私は特に電車好きというわけではないので、車両や駅の詳しい情報までは載せていません。
ド素人なりに感じたことをつらつらと書いていきますので、ご了承くださいm(__)m





越中島駅は地下にあるから暗くてちょっと怖かった

越中島駅の改札は、階段を下りた地階にあります。

そして駅のホームは、もう1階地下に下りたところにあります。

越中島駅(ホームへの階段)
↑まるで地下鉄のような雰囲気の駅構内

つまり地下2階から電車に乗ることになるので昼間でも暗く、人気がないことも相まってけっこう怖かったです。

越中島駅(電車見送り)
↑電車を見送った後のホームは、シーンと静まり返っていましたw

私が駅に着いたのは平日のお昼ごろだったのですが、越中島駅で降りた乗客は私を入れて2~3人でした。

駅のホームも人気(ひとけ)がなく、確認できる範囲だと電車を待っている人は2組のみで、ホームを歩いて人と遭遇すると思わずビクッとするくらいの少なさです。

越中島駅(ベンチ)

↑「腹が減っては戦はできぬ」と思い(?)、とりあえずこの誰もいないベンチに座ってコンビニで買ったおにぎりを食べ、昼食をとりました。

電光掲示板を見ると、電車はけっこう頻繁にくるし京葉線のほか武蔵野線も止まることが分かります。

あと人はいないけど(いや人がいないからこそ?)、駅のホームはとてもキレイでした。

改札口は駅員不在の時間帯あり

寂しいお昼ご飯を食べた後は階段で地下1階に上がり、トイレで用を足しました。

越中島駅(トイレ)

やはりトイレ内も清潔に保たれており、当たり前のように誰もいませんでした。

改札内はこのトイレ以外は本当に何もなく、時間をつぶせそうなものもなかったので、とりあえず外に出ようと改札へ向かいます。

越中島駅(改札)

すると、本来駅員がいるべき窓口にカーテン?がかかっていて、改札は完全に無人でした。

アナウンスを聞く限り、どうやら私が行った時間帯はインターホンでの対応となっていたようです。

JR東日本のサイトにも、

始発~7:00、10:00~17:30、20:00~21:30はオペレーターが対応します。

JR東日本

と書かれているので、ラッシュアワー以外は基本的に無人っぽいですね(^^;
(ラッシュアワーでも人がいるのか謎ですが)

出口は全部で4つ

越中島駅(総合案内)

改札を出ると正面に↑のような総合案内版が現れます。

出口はエレベーター口を入れて4つで、出口2のみ東京海洋大学側の道路に出られます。

駅の近くというか目の前に大学のキャンパスがあるので、ちょっとは大学生で賑わっていても良さそうなものですが、改札を出ても人はまばらでした。

とりあえず、出口2と3がある右の方向へ進みます。

越中島駅(通路)

↑すると、このどこまでも続いているかのような長~い通路が姿を見せます。

駅のホームもまあまあでしたが、この通路も割と怖かったですw

ただ実際はそこまでの距離はなく、すぐに出口2と3にたどり着けます。たどり着けなきゃ困ります。

で、大学の方に出られる出口がどうなっているのか気になったので、通路の途中で右に曲がって出口2に向かいました。

越中島駅(出口2の階段)

最後の最後に段数が多く、けっこう急な階段が立ちはだかります。

この日はめちゃくちゃ風が強い日で、この階段を上っている時も本当にふっ飛ばされるんじゃないかと思うほどの強風にあおられました。

ちなみにエスカレーターはないので、電車通学の大学生は毎日この階段を上り下りしているっぽいです。

「お願いだから、毎日勉強やら何やらで疲れている大学生のためにエスカレーターぐらい作ってあげて」

という思いがひしひしと湧き上がってきました。

一応エレベーターはあるのですが、なぜか出口1方面に1基のみなので利便性はとても悪いと感じました。

駅の外は何もないが、静かで良い雰囲気

越中島駅(出口2)

複雑な思いを抱えながら、ようやく地上へ出られました!

左側に海洋大学があり、道路を挟んで右側には出口1と3があります。

実はもっと陸の孤島みたいな閑散とした場所をイメージしていたのですが、外へ出て見ると案外普通で、どちらかというと都会っぽい印象を受けました。

越中島駅周辺(1)

歩道橋を見つけたので、上から景色を眺めてみようと歩き始めると、右側に駅の出口1を発見。

通行人はまばらで駅に入っていく人も皆無でしたが、決して寂しい場所というわけではなく、お昼の時間帯という事もあり、すごくゆったりとした時間が流れていました。

越中島駅の出口

↑歩道橋の上から駅の方を見てみます。

ちょっと適当ですが、出口の位置関係は上画像のような感じになっています。

ちなみに背後には住宅地が広がっていて、多数のマンションが立ち並んでいました。

越中島駅(出口3)

出口1を通り過ぎて、出口3から再び駅の中に入ってみました。

先ほどの長~い通路の突き当りに位置する出口ですね。

越中島駅(出口・のりかえ案内)

↑のりかえ案内を見ると、出口1の近くにあるエレベーターを出口4としていて、出口は全部で4つということになっています。

ただそれぞれの距離間はあまりないので、出口を間違えてもどうとでもなりそうです。

車もあまり走っていなかったので、道路も楽に渡れそうでした。
(もちろん信号付きの横断歩道もあります)

駅前に大きいお店はないが、少し歩けば門前仲町に行ける

駅構内はもう飽きてきたので、駅の周りに目を向けてみましょう。

と言っても駅前で目立つ建物は大学のキャンパスくらいしかなく、大きな飲食店や商業施設は皆無でした。

上のGoogleマップを見ても分かる通り、コンビニすらありません。
(ちなみに1番近いコンビニは、駅から徒歩5分のところにあるファミマのようです)

仕方ないので、とりあえず人やお店が多そうな門前仲町方面へ向かって歩き出しました。

越中島駅周辺(裏路地)

↑途中、こんな感じの細い裏路地がたくさんあって、ちょっと風情がありました。

関口橋

所々に橋や川もあって、やっぱり東京は歩くだけでも楽しいですね!

門仲に近づくにつれてだんだん人の往来が激しくなり、お店も増えてきます。

門前仲町駅周辺は本当に人が多かったので写真は撮っていないのですが、
「やっぱり越中島駅の方は、都会にしては異常な人の少なさだったんだな」と思い知らされました。

しかし少し歩けばこんなに賑やかな街があるなら、越中島駅の存在意義は?メリットは?という疑問が沸き上がってきます。

東京駅まで2駅、舞浜駅まで4駅というアクセスの良さ!

越中島駅というか京葉線のメリットとして思い浮かぶのが、やはりあの夢の国に電車1本で行けることでしょうか。

京葉線の路線図
(JR東日本)

ちょっと見づらいですが、上画像で黒く囲った範囲が京葉線です。

越中島駅から乗った場合、夢の国がある舞浜駅までは4駅で行けます。

越中島駅周辺は団地が多かったので、その辺りに住んでいる人が夢の国に行きたくなった時はすぐに行けて、かなり便利だと思います。たぶん。

あと、東京駅まで2駅というアクセスの良さも見逃せません。

そう考えると、あの閑静な住宅街に住めるのはなかなか良いことなのかなーと思いました。

ただ周辺にスーパーはなかったので、食料や日用品の買い出しは面倒かもしれませんが。

越中島駅の利用者数

越中島駅の利用者数は、京葉線の中で1番少ないです。

1日平均(人)順位※1
蘇我29,462128
千葉みなと15,354213
稲毛海岸18,519186
検見川浜13,870222
海浜幕張52,05875
(幕張豊砂)※2※2
新習志野11,330251
南船橋21,123163
二俣新町5,058338
市川塩浜7,342300
新浦安47,38287
舞浜63,90658
葛西臨海公園12,560236
新木場60,44263
潮見12,718235
越中島4,807346
八丁堀27,391137
東京346,6583
※1:JR東日本が発表している865駅の中で利用者が多い順
※2:幕張豊砂駅は2023年に新設された駅のためデータ無し

上記はJR東日本が発表した「各駅の乗車人員 2022年度」をもとに、京葉線の駅のみにフォーカスして自作した表です。

見ての通り越中島駅の利用者数は最下位ですが、意外にもダントツで利用者数が少ないというわけではありません。

京葉線の中でワースト2位の二俣新町(ふたまたしんまち)駅も1日平均5,000人弱で338位と、なかなか健闘?しているんです。

実は私、二俣新町駅にも仕事の関係で行った事があるのですが、まー何にもないです(笑)

何にもないというか、工場や会社が多いのでレジャーや散策で行くところではありません。

ただ二俣新町駅は駅前にコンビニが1件あるので、越中島駅よりは救いがあるかなと思います。

「越中島」という名前の由来

ところで「越中島」って、変な名前じゃないですか。

「明らかに島じゃないのに、越中島てw」て思いますよね。

でもちゃんと由来はあって、江戸時代に榊原越中守(さかきばらえっちゅうのかみ)の屋敷があったようです。

その屋敷がよほど大きかったのか、皆からは「越中島」と呼ばれていたそうな。

よく分かりませんが、東京湾に近いこともあって「島」が付いたんですかね。

東京には渋谷や原宿など、大昔の名残を感じさせる地名が多いですが、越中島もその1つだったようです。

超マイナーな駅にもこのような由来があると思うと、なんだか感慨深くなってきますよね。

ちなみに由来については私の知識ではなく、もろにウィキペディアから引用したので気になる人はぜひ見てみてください。

まとめ

越中島駅の構内は少し怖かったですが、外に出てみると閑静なエリアで、なかなか住みやすそうな街だなーと思いました。

ちょっと歩けば色々なお店がある門前仲町にも行けるので、私のように散策がてら1度訪れてみるのもおすすめです。

余談ですが、帰りは越中島駅ではなく清澄白河駅から半蔵門線に乗って錦糸町駅で降り、千葉方面の電車に乗りました。

数時間程度の1人旅でしたが、普段はずっと家にこもって仕事をしているので、たまにはこういう息抜きも必要だなーと痛感しました。

皆さんもイヤな事があった時やリフレッシュしたい時は、電車に揺られてちょっとした旅をしてみてはどうでしょうか。

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