私は主にクラウドワークスを利用してライター業を営んでいますが、先日ついに1ヶ月の報酬が20万円を超えました!
(クラウドワークス)
↑何だかんだ引かれて手取りは15万円くらいになっていますが(笑)、とりあえず報酬額だけを見ると20万円を超えていますよね。
そこで今回は、私がここまで稼げるようになった経緯や方法などを解説していきます。
「副業で稼ぎたい」
「会社に行かずに稼げるようになりたい」
と思っている人は、ぜひ読み進めてみてくださいね!
【月収公開】クラウドワークスだけでも充分稼げる
先ほどの画像を見れば分かる通り、クラウドワークスだけで稼ぐことは充分可能です。
ここでは、さらに細かく私の月収を公開します。
(クラウドワークス)
↑ちょっと分かりづらいですが、クラウドワークスでは基本的に15日と月末の2回出金されます。
2回の出金日の合計を見ると、報酬(カッコ内の数字の合計)は25万円近くです。
ただし手取り金額は18万円弱でガクっと下がってしまうのですが、これについては後述します。
もちろん努力は必要
私は今でこそクラウドワークスで数十万円稼げるようになりましたが、実はここまでくるのに4~5年ほどかかっています。
私がクラウドワークスに登録してから現在までを簡単にまとめたので、見てみてください↓
年 | できごと | 月収 |
---|---|---|
2017 | クラウドワークスに登録 副業としてタスク形式の仕事を受注 | 数百円~数千円 |
2019 | 会社を辞めて本格的にwebライターとして活動開始 とある案件の研修後、1記事5,000円(税別)で契約 | 4~5万円 |
2020 | クライアント都合により発注がストップ | 0円 |
2021 | グルメ系の記事執筆を受注 | 3~4万円 |
2022 | 文字単価1.5円の仕事をゲット その後、構成も担当することで文字単価2円にアップ! | 10~15万円 |
2023 | 文字数多めの記事を担当し、1記事あたりの報酬額増加 | 20万円達成! |
私の場合は途中でwebライターとは別の事をやったりしていたので、ここまで稼げるようになるにはかなりの時間を要してしまいました。
なので、要領の良い人ならもっと短期間で月収10~20万円に到達できると思います。
「でも未経験だし、実績もないし、稼げる気がしない」
という人に向けて、次からはライター未経験の人でも稼げるようになる方法を、経験をもとに解説していきますよ!
未経験者がいきなりクラウドワークスで稼ぐのは難しい
まず知っておいてほしいのが、未経験者や初心者がいきなりクラウドワークスで稼ぐのはほぼ無理という事です。
webライターとして稼ぐには文字単価がとても重要ですが、実績も何もない未経験者に文字単価2円や3円の仕事を任せるクライアントなんていませんからね。
未経験者向けの仕事の場合、文字単価は0.3円など1円にも満たないものがほとんどです。
したがって、最初は実績づくりに励んでいくことになります。
実績とは何かというと、
- 今まで執筆した記事のジャンルや数
- 個人ブログの運営年数や投稿した記事数
- 執筆した記事で検索上位を達成した回数
などです。
うへ~、実績づくりって大変そう
と思うかもしれませんが、その通り大変です(笑)
でも大丈夫、私自身も最初は全くの未経験でしたが、月20万稼げるまでに成長したんですから。
では次から、webライター未経験でも稼ぐ方法を具体的に解説していきます。
初心者ライターがクラウドワークスで稼ぐ手順を解説
未経験の場合は、以下の手順で進めていくのがおすすめです。
【稼ぐ手順①】まずはクラウドワークスに登録&プロフィールを埋める
まずは何はともあれ、クラウドワークスに登録しましょう。
「どんな仕事があるのか見てから登録したい」
という人もいるかもしれませんが、こういうのはすぐに行動した方が良いです。
登録するのは明日でいいや
という気持ちでいると、たぶん一生登録できませんw
クラウドワークスの登録は無料だしすぐに終わるので、この記事を読みながらさっさと済ませてしまいましょう。
むしろ面倒なのは登録後で、自分のプロフィールを埋める作業をしなければいけません。
もちろんプロフィールを埋めなくても仕事の応募はできますが、当然プロフィールが充実している方が採用率は高まります。
上画像のうち赤枠で囲った項目を埋めれば上の方にある「プロフィール充実度」なるものが上がるので、とりあえず下記の部分だけでも頑張って記入していきましょう。
- ワーカー情報
→自分ができること等を記入する、1番大切なプロフィール情報 - スキル登録
→「エクセルができる」など、自分のスキルを登録 - ポートフォリオ・経歴登録
→未経験の人は記入不要ですが、もし過去に執筆した記事などがある場合は登録する - 基本情報
→名前や住所などの個人情報 - 本人確認書類提出
→本人確認を済ませるだけでプロフィール充実度が上がるので、最優先で済ませましょう
上記の中でも「ワーカー情報」は真っ先に表示される情報なので、見やすく分かりやすいPR文を書きましょう。
参考までに、私の自己PR欄は以下のような情報を箇条書きで記入しています。
よく分からない場合は、他のワーカーさん(特にプロクラウドワーカーの称号付きの人)のプロフィールを見て参考にしてみましょう。
【稼ぐ手順②】実績を作れる案件を探して応募する
プロフィールを埋めたら、さっそく仕事探しをしてみましょう。
webライターの場合は、「ライティング・記事作成」ジャンルから「記事・Webコンテンツ作成」を選択すると探しやすいです。
すると該当する仕事がズラッと表示されるので、その中から「自分が書いた記事を実績として公開OK」の案件を探します。
と言っても、現在はほとんどの案件が公開NGとなっているため、けっこう探すのは大変だと思います。
でもたまに「文字単価はめっちゃ安いけど、あなたの書いた記事は実績として公開して良いよ」みたいな案件もあるので、そういうのを見つけたら迷わず応募しましょう。
文字単価0.1円の場合もありますが、この段階では文字単価は二の次なので問題ありません。
あと、そのような案件は初心者を対象としているので、ライティングのやり方やSEOの基本などを詳しく教えてくれる場合が多いです。
つまり、ライティングの基本を学びつつ実績づくりができるという一石二鳥の状態になります。
ここまでの流れで、
でも最初はまずライティングの勉強した方がいいんじゃないの?
と思う人もいるかもしれませんが、勉強は不要です。
かつてブログでウン百万円を稼いだマナブさんも、自身のブログ内で下のように述べています。
繰り返しですが、いきなり仕事を取ってください。
大切なので、繰り返します。いきなり仕事を取ってください。Webライティングとかって、実務から学べることが多いので。
manablog
本を読むのも大切ですが、実際に仕事した方が、確実に成長が早いですよ。
↑これは私も激しく同意です。
私も大して勉強せずに、いきなりクラウドワークスを始めましたから。
本を読んで勉強するとしたら通勤中の電車内とか、「仕事ができない状態の時」に読んでインプットするのがおすすめです。
【稼ぐ手順➂】文字単価1円以上の案件に応募する
これを読んでいる段階ではまだ先の話になるかと思いますが、実績が積みあがってきたら、今度はクラウドワークスで文字単価1円以上の仕事に絞って探してみましょう。
なぜ1円以上にこだわるのかというと、それ以下だとロクに稼げないからです。
例えば文字単価0.5円と1円の場合、以下のように記事の文字数が多いほど報酬額に大きな差が生まれます。
文字単価0.5円 | 文字単価1円 | |
---|---|---|
5,000文字の記事 | 2,500円 | 5,000円 |
10,000文字の記事 | 5,000円 | 10,000円 |
20,000文字の記事 | 10,000円 | 20,000円 |
30,000文字の記事 | 15,000円 | 30,000円 |
文字単価が低いと多くの時間を費やさないと稼げず、時給単価も低くなります。
なので、1円以上は絶対条件です。
探し方は簡単で、クラウドワークスの「仕事を探す」画面で絞り込みをすればOKです。
(なぜかPC版だと文字単価で絞り込めないので、スマホのアプリから行いましょう)
【稼ぐ手順④】できればブログも始める
webライターを目指すのであれば、ブログも並行して進めるのがおすすめです。
なぜなら、ブログそのものがポートフォリオとなるため実績として公開できるからです。
しかも、webライティングで学んだSEOの知識を活かせばアフィリエイト収入を得ることもできます。
ブログを始める場合、「はてなブログ」などの無料ブログを利用する方法と、ワードプレスを使う方法の2通りがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
無料 ブログ | ・無料で気軽に始められる ・大手会社が運営しているので安心感がある | ・禁止されているジャンルがある(アダルトなど) ・アカウント凍結の恐れがある ・運営会社が倒産したりするとブログ運営もできなくなる |
ワード プレス | ・ジャンルやテーマに縛られず自由に書ける ・装飾やデザインが豊富で個性を出せる ・ワードプレスの知識が仕事でも役に立つ | ・初期費用や年額費用が必要 ・導入が面倒 ・疑問や問題を自分で調べる力が必要 |
色々と書きましたが、「ブログが全く初めて」という場合は無料ブログから始めても全然良いと思います。
私も最初は「はてなブログ」から始めましたが、今ではワードプレスへ移行してブログ運営をしています。
ちなみに無料ブログでも、審査にさえ通ればアフィリエイトリンクを貼れますし、そこから収入を得ることもできます。
なので、いきなりリスクを取りたくない人は無料で始められるブログサービスを利用してみると良いでしょう。
ただしブログは向き不向きがあるので、試しに無料で初めてみて「自分には向いてないな」と感じたら、無理して続ける必要はないと思います。
無理して書いた記事なんて誰も読みませんからね。
逆に、私のように「文章で何かを表現したい」「ブログでも稼ぎたい」と思う人は、モチベーションを維持しながら続けられると思いますよ。
「クラウドワークスはやばい」「やめた方がいい」←気にしないでよし
「クラウドワークス」で検索すると、それに続く候補として
- 「やばい」
- 「やめた方がいい」
- 「オワコン」
などネガティブなワードが続々と表示されますが、あまり気にしない方がいいです。
最初にお見せした私の月収を見れば明らかですが、間違いなく稼げますし、私の他にもクラウドワークスを使って稼いでいる人はたくさんいます。
じゃあ何が「やばい」の?
と疑問に思うかもしれませんが、実は「やばい」「やめた方がいい」などのワードはクラウドワークス以外でもよく検索されています。
例えば「チャットGPT やばい」「ココナラ ひどい」などなど…。
ありとあらゆるサービスに、このようなネガティブワードが並べられています。
私の推測ですが、これには
- 単純に悪い噂や情報を知りたいだけ
- 辞めるきっかけを探している
という2つの理由が隠れているのだと思います。
単純に悪い噂や情報を知りたいだけ
クラウドワークスに限らず、何かのサービスや商品についての悪い評判を知りたい時ってあるじゃないですか。
例えば私の場合、「世間で評判が良いゲームをやったけど、自分には合わなかった」という時がありました。
すると不思議なことに「あれ、自分がおかしいのかな?」と思い、そのゲームの悪いレビューを優先的に探してしまうんですよね。
そうして悪い評判を見つけると、「良かった、自分だけじゃなかった」と安心して、終わりです(笑)
以上のように、ただ単純に悪い評判を知りたいがために検索する人が一定数いることから、「やばい」「やめた方がいい」などのネガティブワードは無くならないのだと思います。
辞めるきっかけを探している
こちらの理由の方が厄介で、要は
「クラウドワークスが気になるけど、やっぱり面倒だから何か悪い評判を見つけて、それをやらない理由にしよう」
という心理によるものです。たぶん。
当然ですが、こういう人はクラウドワークスでは稼げません。
自分が体験していないにも関わらず情報に流されて、それを真に受けて何もしないというのは本当に人生を損していると思います。
クラウドワークスなんて、登録は無料なんだから試しにやってみればすぐに噂が本当かどうかが分かるんですけどね。
いきなり仕事に応募するのは抵抗があるのなら、まずは軽いアンケート回答から始めて1円だけでも報酬を得るとか、やりようはいくらでもあります。
色々と偉そうなことを書きましたが、つまり「稼ぎたいなら行動あるのみ」ということです。
【注意】ずっとクラウドワークスをやるのはおすすめしない
これまでの主張をぶった切るようで申し訳ありませんが、月収10~20万円を稼げるようになってからもずーっとクラウドワークスで仕事を受け続けるのは、正直おすすめしません。
理由はクラウドワークス独自の手数料の存在です。
システム利用料はワーカーからいただいており、割合は契約金額(税込)に応じて5~20%と異なります。
■システム利用料の割合
クラウドワークス「よくある質問」
・「10万円以下」の部分:契約金額の20%
・「10万円超20万円以下」の部分:契約金額の10%
・「20万円超」の部分:契約金額の5%
最初のうちは報酬額が低いので、ほとんどの人が「10万円以下」の場合が適用されると思います。
その場合は何と報酬額の20%をもっていかれますw
例えば報酬が1万円なら、2,000円引かれて手取りは8,000円になります。
最悪なのが9万円など「10万円にギリギリ届かなかった」という場合で、2万円近い手数料が引かれます。
しかも計算がややこしく、例えば報酬が20万円の場合は何だかんだで17万円になります。
せっかく20万円稼いでも、手数料だけで3万円も引かれてしまうと考えると、ちょっとやる気なくなっちゃいますよね(^^;
直接契約の交渉をしてみよう
ということで、クラウドワークスを利用し続けるほど差し引かれる手数料分が積みあがっていくので、頃合いを見て直接契約の交渉をしてみるのがおすすめです。
クラウドワークスで真面目に仕事を続けていくとクライアントと信頼関係ができあがるハズなので、それとなーく交渉してみましょう。
実は私もクラウドワークスで契約中のクライアントから直接契約をもぎ取ったのですが、交渉の時は
やっぱり直接契約って難しいですかね?
みたいに、下手(したて)に出つつ探ってみましたw
交渉と聞くと重い印象を受けるかもしれませんが、軽く相談するような感じで伝えてみましょう。
webライターとして稼ぐためには必要な事なので、ぜひ覚えておいてくださいね!
クラウドワークスに関するQ&A
ここまで解説してこなかった、細かい疑問にお答えしていきます。
Webライター検定って受けた方がいいの?
A.受けなくても問題ありません
クラウドワークスに登録するとWebライター検定という試験を受験できますが、あまり気にしなくても良いかなと思います。
下の通り1級・2級は受験料が必要で、3級は無料ですがマーク式なのでアピール材料にするには弱いです。
回答形式 | 受験料 | |
---|---|---|
3級 | マーク式 | 無料 |
2級 | 記述式 | 10,000円 |
1級 | 記述式 | 25,000円 |
実は私もこの記事を書くまで検定試験の存在すら知らなかったので(笑)、試験を受けるよりも実績づくりやブログに時間を費やした方が良いでしょう。
副業でクラウドワークスやってもいい?
A.会社が副業を許可していればOK
ただし、副業の収入が20万円を超えると確定申告の義務が発生するので、面倒なのがイヤな人はほどほどにしておいた方が良いでしょう。
あと、20万円を超えなくても(確定申告しない場合は)住民税の申告が必要です。
こちらも申告を忘れると色々と面倒なことになるので、覚えておきましょう。
まとめ
- クラウドワークスだけでも充分稼げる
- 筆者は月収20万円を達成
- ただし初心者・未経験者がいきなり稼ぐのはほぼ無理
- 「クラウドワークス やばい」などの情報は気にする必要なし
- 稼ぐうえでWebライター検定は必須ではない
- 会社が許可していれば、副業でクラウドワークスをやってもOK
- 副業の月収が20万円を超えると確定申告の義務が発生
- 20万円を超えなくても、確定申告をやらない場合は住民税の申告が必要
最後にちょっと後日談を。
このブログを書いた後、ついに手取りでも20万円を超えました!
手取り20万円って少ないと思う人もいるかもしれませんが、会社に行かずにずーっと家で仕事して20万円ですからね。
(ブログ収入もあるので、正確には月収20万円+α(アルファ)ですが)
ちょっと想像してみてほしいのですが、
- 「朝はやく起きて満員電車に乗って会社に行って、遅くまで働いて帰って寝る」
という生活を繰り返して月収30万円 - 「朝は割とゆっくり起きた後に家で仕事をして、終わったらテレビ観たりゲームやったりしてまったり過ごして寝る。もちろん満員電車とは無縁」
という生活で月収20万円
↑この2つだったら、あなたはどちらの生活に憧れますか?
もちろん人にもよると思いますが、私だったら迷わず後者を選びます。
というか、前者みたいな生活に嫌気がさしてこの道を選びました。
副業から始めてみようと思っている人も、ゆくゆくはWebライター1本で食っていこうとしている人が多いのではないでしょうか。
もしそうなら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
繰り返しますが、クラウドワークスの登録は無料で月額料金などもかかりません。
もし「自分には合わない」と思ったら、そのまま放置するなり解約をすればいいだけです。
とにかくまずは、最初の1歩を踏み出すところから始めてみましょう!
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